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展示1.01

イーライリリー・アンド・カンパニー
コンフリクト・ミネラル・レポート
2023年12月31日までの会計年度について


証券取引法第13p-1条(以下「規則」)の定めにより、エリー・リリー・アンド・カンパニー(以下「当社」)は、衝突鉱物(コルタン、カシタライト、金、ウォルフラマイトまたはこれらの誘導体、すなわちタンタル、錫およびタングステン(以下「3TG」))が機能性または製造に必要である可能性のある、2023年1月1日から12月31日までに製造された当社の製品について、本レポートを提出しています。規則に定められた通り、この評価には、2023年12月31日に流通に入っていなかった製品は含まれていません。また、2022年4月以降に当社が取得した事業体によって製造された、製品は含まれていません。

1. 会社と製品の概要

当社は、世界中の人々の生活をより良くするための医薬品の開発、製造、販売を目的としています。

当社は、2023年に、流通している一部の製品に、機能性または製造上必要な3TGが含まれていると結論づけました(以下「製品」)。当社は、鉱石や未精製の3TGを直接購入することはなく、スメルターやリファイナーとの直接の関係もありません。したがって、当社は、自社の直接のサプライヤーに依存して、彼らが当社に供給する製品またはその部品に含まれる3TGの起源、および彼らが下位サプライヤーやスメルターから入手する3TGのソースを提供する情報を提供してもらっています。

2. 検証結果の概要

当社は、規則に従って、合理的なデュー・デリジェンスを行い、対象製品に含まれる可能性のある抗争鉱物が、コンゴ民主共和国(以下「DRC」)またはその隣国であるアンゴラ、ブルンジ、中央アフリカ共和国、コンゴ共和国、ルワンダ、南スーダン、タンザニア、ウガンダ、ザンビア(以下「対象国」)から由来しているか、または必要な3TGのソースおよび管理連鎖を確認するための合理的な調査を実施しました。

デュー・デリジェンスおよびさらなる調査の結果、当社は、必要な3TGのうち、カバーされた国々から由来しているものがあるかどうか、または必要な3TGがリサイクルまたはスクラップのソースから来たかどうかを決定するには十分な情報を持っていないと結論づけました。






このレポートは、当社のウェブサイト https://investor.lilly.com/financial-information/sec-filings で一般に公開されていますが、当社のフォームSDまたはこのレポートに文書の参照が含まれているわけではなく、またその一部ではなく、情報はありません。

3. デュー・デリジェンス・プロセス

会社は、合理的な適正な注意を払って、製品に含まれる必要な3TGの原産地と供給状況について、適格なリスク評価を実施しました。以下は、会社のRCOIおよびさらなる適正な注意を払ったデューデリジェンスプロセスの要約です。

・報告期間中、ハイリスクと思われる製品すべてに対して、同社は適正な注意を払った準備をしました。

・経済協力開発機構「紛争地域およびハイリスク地域からの鉱物資源の責任ある供給連鎖に関する実施手引き」に従い、同社は関連するサプライヤーに下記を要請し、受領しています。

◦提供された製品に3TGが含まれているかどうかの確認。

◦すべての3TGの原産国の確認。

◦提供された製品が紛争鉱物を含まないかどうかの確認。

・同社は、製造された各製品の素材についてのビル・オブ・マテリアルのレビュー、金属を含む製品コンテンツのサブサプライヤー検証、外部で製造された新製品のサブサプライヤー検証を含むデューデリジェンスを実施し、3TG含有の可能性がある場合は、確認用の追加分析を行い、材料が3TGであるか、仕上がった製品に組み込まれているか、もし組み込まれている場合は、材料が被カバー国に帰属するかどうかを確認しました。

同社は世界中の数多くのサプライヤーから材料を調達しています。サプライヤーの中には、部門または企業全体にわたってスメルターまたはリファイナーを特定するものもあり、それにより、これらのサプライヤーが特定したすべてのスメルターまたはリファイナーが製品中の3TGを処理するために使用されたわけではないこともあります。

同社は引き続き、サプライヤーとの責任ある調達に関する取り組みや、特に3TGのサプライチェーンに関する改善策及びサプライヤーやスメルターに関するデータ収集の向上に取り組んでいます。